「ピンからキリまで」の意味 「ピンキリ」などの例文

「ピンからキリまで」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「ピンからキリまで」の意味や「ピンキリ」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「ピンからキリまで」の読み方

読み方:ぴんからきりまで
「ピンからキリまで」の漢字はありません。また「ピン」と「キリ」はカタカナで書くのが一般的です。「ピンからキリまで」は略した語に「ピンキリ」などがあります。

「ピンからキリまで」の意味

意味:始めから終わりまで、もしくは最上のものから最低のものまで
「ピンからキリまで」はポルトガルから伝わったトランプに似た「西洋かるた」というカードに由来すると言われています。「西洋かるた」を真似て国産の「天正かるた」が作られましたが、その際、1の竜の絵柄の札をピン、12の王の絵柄の札をキリと呼んだことから、初めから終わりまでという意味になったと言われています。また、ポルトガルのサイコロの一の目を「ピン」と呼ぶところから、「ピン」は最上を表し、「キリ」は諸説あるものの、限りを意味する「キリ」で最低を表すとも言われています。

「ピンからキリまで」の例文

例文1:お値段によってピンからキリまでありますがどうしますか?
例文2:ピンからキリまでなんでも気にしていたら身がもたないよ。
例文3:このお店はメニューの種類がピンからキリまであるのでちょっとしたランチから本格的なパーティーまでなんでもできる。

「ピンキリ」の例文

例文1:どんなものでもピンキリだから値段でずいぶん使い心地は変わるよ。
例文2:実業家と結婚すると言われても、実業家もピンキリだからね。
例文3:スマホが欲しいと言っても種類はピンキリなので、どうしてもついていてほしい機能を中心に欲しいものを絞るといいよ。

「ピンからキリまで」をうまく用いる

「ピンからキリまで」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。

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