「たび」は「旅」「度」がありますが、意味は異なります。論文・小論文ではそれぞれの意味を理解してきちんと使えるようにしておきましょう。ここでは「旅」「度」のそれぞれの意味の違いや例文について解説していきます。
「旅」と「度」の違い
旅(たび)
意味:旅行。
度(たび)
意味:回数。度数。
「度」はその他にその時、その時はいつもなどの意味もあります。
たび重なるは度が正しい
「たび重なる」は何度も重なるということなので、ここでは「度」が正解です。
「旅」の例文
例文1:一人で考えごとをするときは旅をするとよい。
「旅」は旅行のことなので、ここでは「旅」を使います。
例文2:一人旅をするようになって誰とでも臆することなく話せるようになった。
「旅」は旅行のことなので、ここでは「旅」を使います。
「度」の例文
例文1:画面を見る度にエラーの表示が目に入り気になってしかたない。
「見るたび」は見る時はいつもということなので、ここでは「度」を使います。
例文2:度々申し訳ございません。
「たびたび」は何回もということなので、ここでは「度」を使います。
論文・小論文で「旅」と「度」を使い分ける視点
「たび」は「旅」「度」がありますが、意味は異なります。「旅」は旅行、「度」は回数やその時を表すので、論文・小論文ではきちんと使えるようにしておきましょう。