かきの使用を許可する 「火器」「火気」正しい漢字はどれ?

火に関係する「かき」は「火器」「火気」がありますが、それぞれの意味は異なります。論文・小論文ではどのように区別すればいいでしょうか?ここでは、「火器」「火気」のそれぞれの意味の違いや例文について解説していきます。

「火器」と「火気」の違い

火器(かき)
意味:銃砲類の総称。
「火器」は火薬を用いて発砲するタイプの武器全般のことを言います。例えば、拳銃・鉄砲・大砲・機関銃・ミサイル等を指します。
火気(かき)
意味:火の気、火の勢い。

かきの使用を許可するは火気が正しい

「かきの使用を許可する」は火の気のことなので、ここでは「火気」が正解です。

「火器」の例文

例文1:重火器を装備した部隊が国道を南下していった。

「重かき」は鉄砲類の中でも比較的大きいミサイルやバズーカなどを言います。そのため、ここでは「火気」を使います。

例文2:最新の火器管制装置を備えた戦闘機が配備される。

「かき管制装置」は鉄砲類の管制装置のことを言うため、ここでは「火気」を使います。

「火気」の例文

例文1:ここは火気厳禁なので、タバコを吸うわけにはいかない。

「かき厳禁」は火の気は厳禁ということなので、ここでは「火気」を使います。

例文2:電化製品から出る火花も火気とみなされるので注意が必要だ。

「火花もかきとみなされる」は火花も火の気とみなされるということなので、ここでは「火気」を使います。

論文・小論文で「火器」と「火気」を使い分ける視点

火に関係する「かき」は「火器」「火気」がありますが、意味は異なります。論文・小論文では「火器」は武器、「火気」は火の気と覚えておきましょう。

You cannot copy content of this page

タイトルとURLをコピーしました