しゅうかん誌 「週間」「週刊」「終刊」正しい漢字はどっち?

「しゅうかん」を表す漢字は「週間」「週刊」「終刊」がありますが、それぞれの意味は異なります。論文・小論文を書くときには、それぞれの使い方に気をつけて上手に使っていくようにしましょう。ここでは「週間」「週刊」「終刊」のそれぞれの意味の違いや例文について解説していきます。

「週間」「週刊」「終刊」の違い

「週間(しゅうかん)
意味:時間の単位。
「週間」は、月曜から日曜までの7日間をひとかたまりとした時間の単位。その他にもある特定のことについての週を表します。
週刊(しゅうかん)
意味:一週間に一回刊行すること。
終刊(しゅうかん)
意味:継続していた刊行物の刊行をその号で終えること。また、その刊行物のこと。

しゅうかん誌は週刊が正しい


「しゅうかん誌」は一週間に一回刊行する雑誌のことなので、ここでは「週刊」が正解です。

「週間」の例文

例文1:3週間後にテストの結果発表がされます。

「3しゅうかん後」は、月曜から日曜までの7日間をひとかたまりとした時間の単位でそれが3つ分というところから、ここでは「週間」を使います。

例文2:来週は読書週間なので、今年は10冊は読みたいと思う。

「読書しゅうかん」はある特定のことについての週を表すため、ここでは「週間」を使います。

「週刊」の例文

例文1:週刊誌で最新の情報を追いかける。

「しゅうかん誌」は一週間に一回刊行する雑誌のことなので、ここでは「週刊」を使います。

例文2:月刊より週刊の方が最新情報を入手することができる。

「しゅうかん」は一週間に一回刊行することなので、ここでは「週刊」を使います。

「終刊」の例文

例文1:このファッション誌は4月30日で終刊とします。

「4月30日でしゅうかん」は4月30日の号で刊行を終えることなので、ここでは「終刊」を使います。

例文2:昭和時代に生活を彩った様々な雑誌の多くは平成時代には終刊した。

「平成時代にはしゅうかんした」は平成時代にその号の刊行を終えることなので、ここでは「終刊」を使います。

論文・小論文で「週間」「週刊」「終刊」を使い分ける視点

「しゅうかん」は「週間」「週刊」「終刊」の漢字がありますが、「週間」は時間の単位、「週刊」は週に1回刊行すること、「終刊」は刊行が終了することを意味します。論文・小論文では正しい漢字で文を書いていくようにしましょう。

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