千載一遇のこうき 「好機」「好期」正しい漢字はどっち?

「こうき」には「好機」「好期」がありますが、それぞれ意味は違います。論文・小論文では、違いをきちんと把握して正しい意味の漢字を文中で使っていくようにしましょう。ここでは、「好機」「好期」それぞれの意味の違いや例文について解説していきます。

「好機」と「好期」の違い

好機(こうき)
意味:ちょうどよい機会。
「好機」は、めったにない良い機会やチャンスを意味します。
好期(こうき)
意味:ちょうどよい時期。
「好期」は、何かをするのにちょうどよい時期を意味します。

千載一遇のこうきは好機が正しい

「千載一遇のこうき」はめったにないチャンスのことなので、ここでは「好機」が正解です。

「好機」の例文

例文1:やりたい仕事をするチャンスがあったのに、他の仕事が立て込んでしまい、好機を逃してしまった。

「こうきを逃す」はめったにないチャンスを逃すということなので、ここでは「好機」を使います。

例文2:景気回復の兆しが見えてきたので、株式市場もいよいよ好機到来と言えるだろう。

「こうき到来」はめったにないチャンスが到来したということなので、ここでは「好機」を使います。

「好期」の例文

例文1:「好期」は一定の周期で巡ってくると言われている。

「こうきは一定の周期で巡ってくる」はちょうどよい時期はいつも一定に巡ってくるということで、ここでは「好期」を使います。

例文2:今はアユ釣りの好期です。

「アユ釣りのこうき」はアユ釣りにちょうど良い時期ということなので、ここでは「好期」を使います。

論文・小論文で「好機」「好期」を使い分ける視点

「こうき」は「好機」「好期」と2つの漢字がありますが、それぞれ「好機」はめったにないチャンス、「好期」はちょうどいい時期を表します。論文・小論文では漢字に注目して意味の違いを把握しておきましょう。

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