「ひゃっか」という漢字は「百貨」「百科」がありますが、それぞれの意味は区別されます。論文・小論文を書く時にはどのような区別になるのかを知った上できちんと使えるようにしていきましょう。ここでは、「百貨」「百科」のそれぞれの意味の違いや例文について解説していきます。
「百貨」と「百科」の違い
百貨(ひゃっか)
意味:いろいろな商品のこと。
百科(ひゃっか)
意味:多くの学科・科目のこと。
日用ひゃっかは百貨が正しい
「日用ひゃっか」は色々な日用品のことを言うので、ここでは「百貨」が正解です。
「百貨」の例文
例文1:百貨店にはさまざまな商品が集められていて、見ているだけで楽しい。
「びゃっか店」はさまざまな商品が集められている店なので、ここでは「百貨」を使います。
「百科」の例文
例文1:百科事典から様々な知識を得ることができる。
「ひゃっか事典」は多くの学科・科目が書かれている辞典のことなので、ここでは「百科」を使います。
例文2:家事百科で様々な家事の知識を知ることができた。
「家事ひゃっか」は多くの家事に関する学科・科目の書かれている辞典のことなので、ここでは「百科」を使います。
論文・小論文で「百貨」と「百科」を使い分ける視点
「ひゃっか」は「百貨」「百科」の2つがありますが、それぞれ意味は違います。論文・小論文では「百貨」が多くの商品、「百科」が多くの学科・科目のことなので、区別して覚えておきましょう。