「いさい」は「異彩」「異才」がありますが、意味は異なります。論文・小論文ではきちんと意味を理解しておきましょう。ここでは、「異彩」「異才」のそれぞれの意味の違いや例文について解説していきます。
「異彩」と「異才」の違い
異彩(いさい)
意味:異なった趣きで目立つこと。
「異彩」はその他にも変わった色なども意味します。
異才(いさい)
意味:優れた才能。
「異才」はその他に他とは異なっている、他にない才能があるという意味でも使います。
いさいを放つは異彩が正しい
「いさいを放つ」は異なった趣きで目立つことなので、ここでは「異彩」が正解です。
「異彩」の例文
例文1:彼女はデビューしたときからあらゆる点で異彩を放っていた。
「いさいを放つ」は異なった趣きで目立つことなので、ここでは「異彩」を使います。
例文2:チームの中でもひときわ異彩を放っていたのが彼だった。
「いさいを放つ」は異なった趣きで目立つことなので、ここでは「異彩」を使います。
「異才」の例文
例文1:異才の死を惜しむ声が寄せられていた。
「いさいの死」は優れた才能の死を言うため、ここでは「異才」を使います。
例文2:彼のような異才ぶりを同じチームの人間はどう見ていたのか興味深い。
「いさいぶり」は優れた才能ぶりを言うため、ここでは「異才」を使います。
論文・小論文で「異彩」と「異才」を使い分ける視点
「いさい」は「異彩」「異才」がありますが、それぞれの意味は異なります。「異彩」は異なった趣きで目立つこと、「異才」は優れた才能を言います。論文・小論文では使い方に気を付けて使えるようにしましょう。