「きゅうか」は「休暇」「旧家」がありますが、それぞれの意味は大きく異なります。論文・小論文では同音異義語をきちんと理解して使えるようにしていきましょう。ここでは「休暇」「旧家」のそれぞれの意味の違いや例文について解説していきます。
「休暇」と「旧家」の違い
休暇(きゅうか)
意味:勤務・仕事などを休むこと。
旧家(きゅうか)
意味:由緒ある家柄。
「旧家」は昔から続いてきた家や以前に住んでいた家を言うこともあります。
きゅうかの出は旧家が正しい
「きゅうかの出」は由緒ある家柄の出身ということなので、ここでは「旧家」が正解です。
「休暇」の例文
例文1:今年は久しぶりに家族で旅行に行きたいので夏季休暇を取る予定でいる。
「夏季きゅうか」は夏に勤務を休むことなので、ここでは「休暇」を使います。
例文2:休暇中は仕事をことは忘れて思いっきりリフレッシュできた。
「きゅうか中」は勤務を休んでいる間ということなので、ここでは「休暇」を使います。
「旧家」の例文
例文1:水郷旧家の磯山邸は120年前に建てられた文化財古民家だ。
「きゅうかの磯山邸」は昔から続いてきた家である磯山邸ということなので、ここでは「旧家」を使います。
例文2:彼は旧家に生まれ、幼少期から厳しい教育を受けた。
「きゅうかに生まれる」は由緒ある家に生まれるということなので、ここでは「旧家」を使います。
「休暇」「旧家」を使い分ける視点
「きゅうか」は「休暇」「旧家」がありますが、それぞれの意味は異なります。論文・小論文では「休暇」は休み、「旧家」は由緒ある家、昔から続いてきた家と覚えておきましょう。