「立つ鳥跡を濁さず」の意味 「飛ぶ鳥跡を濁さず」などの例文

「立つ鳥跡を濁さず」は日常でもよく使われることわざです。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「立つ鳥跡を濁さず」の意味や「立つ鳥跡を濁さず」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「立つ鳥跡を濁さず」の読み方

読み方:たつとりあとをにごさず

「飛ぶ鳥跡を濁さず」の意味

読み方:とぶとりあとをにごさず
「立つ鳥跡を濁さず」の「立つ」は「絶つ」ではなく「立つ」と書きます。また「跡」は「せき」ではなく「たつ」と読みます。「立つ鳥跡を濁さず」は 「飛ぶ鳥跡を濁さず」などのバリエーションがあります。対義語は「後は野となれ山となれ」などがあります。

「立つ鳥跡を濁さず」「飛ぶ鳥跡を濁さず」の意味

意味:立ち去るときは見苦しくないよう後始末しておくべきということ
「立つ鳥跡を濁さず」「飛ぶ鳥跡を濁さず」の「鳥」は水鳥を指します。水鳥は池や湖を渡り歩く性質があるのですが、その時、しばらく滞在していた場所で餌や草花などが散乱して、存在していた形跡を残すことがないように飛び立ちます。そんなところから、「立つ鳥跡を濁さず」「飛ぶ鳥跡を濁さず」ということわざが使われるようになったと言われています。

「立つ鳥跡を濁さず」の例文

例文1:彼は仕事を辞める時、立つ鳥跡を濁さずで何も残していかなかった。
例文2 :立つ鳥跡を濁さずというように、トイレは汚さずきれいに使うべきだろう。
例文3:立つ鳥跡を濁さずで、引っ越しの日はきれいに片付けて出ていきたいと思います。

「飛ぶ鳥跡を濁さず」の例文

例文1:彼はきちんとしているので、何をするにも飛ぶ鳥跡を濁さずでとても気持ちがいい。
例文2:若者が公園で食べ散らかして帰っていった。飛ぶ鳥跡を濁さずという気持ちはないのだろうなあ。
例文3:飛ぶ鳥跡を濁さずということなのだろう、彼らはここでキャンプをしたのかわからないぐらいきれいに片付けて帰った。

「立つ鳥跡を濁さず」をうまく用いる

「立つ鳥跡を濁さず」は日常でよく使われることわざです。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。

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