「息を凝らす」の意味 「息を凝らして」「息を凝らしていた」などの例文

「息を凝らす」という言葉はよく使われる慣用句です。では、どのように使ったらいいのでしょうか。ここでは「息を凝らす」の意味や「息を凝らして」「息を凝らしていた」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「息を凝らす」の読み方

読み方:いきをこらす
「息を凝らす」の「凝らす」は「こらす」と読みます。息を使った慣用句はたくさんあるので混同しないように気を付けましょう。類語に「息を殺す」「息を詰める」などがあります。

「息を凝らす」の意味

意味:呼吸を抑えてずっと緊張、集中している状態
「息を凝らす」の「凝らす」は、一つ所に集中させるという意味で、他の慣用句として「目を凝らす」「工夫を凝らす」などがあります。

「息を凝らす」の例文

例文1:決定的な写真を撮るために物陰に隠れて息を凝らすのも探偵の仕事だ。
例文2:身を隠して息を凝らすのと同時に通りから誰か来ないかを伺う

「息を凝らして」の例文

例文1:珍しい鳥が来たので木の陰から息を凝らして様子を注視した。
例文2:物陰に身を潜めた兵士は息を凝らして敵が通り過ぎるのを待った。

「息を凝らしていた」の例文

例文1:もしかしたら強盗かもと思って、ベッドの下に潜り込み息を凝らしていた。
例文2:恐怖で息を凝らしていた彼女を次の悲劇が襲った

「息を凝らす」をうまく用いる

「息を凝らす」は日常でよく使う慣用句です。「息を凝らす」「息を凝らして」「息を凝らしていた」などの言い回しが使えると状況を的確に伝えることができますので、論文・小論文でも積極的に使っていきましょう。