「窮鼠猫を噛む」の意味と例文

「窮鼠猫を噛む」は聞いたことあるけどどういう意味かわからないという人も多いでしょう。小説などではよく登場する故事成語になります。ここでは「窮鼠猫を噛む」の意味と例文を紹介していきます。

「窮鼠猫を噛む」の読み方

読み方:きゅうそねこをかむ
「窮鼠猫を噛む」の「窮鼠」は「きゅうそ」と読みます。また「噛む」は「かむ」と読みます。「窮鼠猫を噛む」はこの形で慣用句になっているため、その他のバリエーションはありません。

「窮鼠猫を噛む」の意味

意味:窮地に追い詰められれば、弱い者でも強いものに逆襲することがあるということ
「窮鼠猫を噛む」は中国前漢の「塩鉄論」にある「死に物狂いなった鼠は強敵である猫さえ噛むことがある」という箇所が由来となっています。「塩鉄論」は武帝が施行した塩、鉄、酒の専売の討論書で、財政難の危機から脱するために打ち出された議論書でもありました。この一文がのちに「窮鼠猫を噛む」になったと言われています。「窮鼠猫を噛む」は弱者が死に物狂いで勝ち目のない相手に歯向かうことを意味しています。そのため、相手との力の差が大きくないと使えません。

「窮鼠猫を噛む」の例文

例文1:あんまり部下を追い詰めると窮鼠猫を噛むで反発するので注意した方がいい。
例文2:ここまで高圧的な政策だと窮鼠猫を噛むで誰もが歯向かうだろう。
例文3:給料未払いになってしまったら窮鼠猫を噛むで臆病な人でも声を上げるはずだ。
例文4:食うにも困る状況になってきたので窮鼠猫を噛む思いで農民一揆を起こした
例文5:あのワンマン社長に対してなら窮鼠猫を噛むような反乱を起こしてもいいと思う。

「窮鼠猫を噛む」をうまく用いる

弱者が強者に反発するシーンで「窮鼠猫を噛む」という故事成語は使われます。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。