「器用貧乏」の意味と例文

日常でもよく使われる四字熟語に「器用貧乏」という言葉があります。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「器用貧乏」の意味と例文を紹介していきます。

「器用貧乏」の読み方

読み方:きようびんぼう
「器用貧乏」の「器用」は「きよう」と読みます。また「貧乏」は「びんぼう」と読みます。「器用貧乏」はこの形で四字熟語になっているため、その他のバリエーションはありません。類語は「多芸は無芸」などがあります。

「器用貧乏」の意味

意味:何をしても上手にできるので一つのことに集中できず結果的にどれもこれも大成しないこと
「器用貧乏」の「器用」はうまくこなせることを意味し、「貧乏」は何も持っていないという意味です。ここから「器用貧乏」は色々とこなせるものの、目立つものは何もないという意味になったと言われています。マイナスイメージの言葉なので、目上の人に使用しないように注意しましょう。

「器用貧乏」の例文

例文1:なんでもそれなりにうまくできるのに大成しないなんて、きっと器用貧乏なんだろうね。
例文2:器用貧乏にならないように、一つのことに集中してやったほうがいいのかもしれない。
例文3:器用貧乏はよくないかもしれないが、これからの時代はマルチプレーヤーの方がもてはやされるかもしれない。
例文4:会社の中では器用貧乏だと周りから便利に使われてしまうから注意が必要だ。
例文5:器用貧乏になるよりかは1つの事に秀でる方がチャンスがあるような気がする

「器用貧乏」をうまく用いる

「器用貧乏」は日常でよく使われる四字熟語です。ただ誉め言葉とはいいがたいので使う場面とかは気を付けた方がいいでしょう。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。

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