「漁夫の利」は日常でたまに耳にする故事成語です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「漁夫の利」の意味や例文を紹介していきます。
「漁夫の利」の読み方
読み方:両者が争っている隙を狙って第三者が利益を横取りすること
「漁夫の利」の意味
意味:両者が争っている隙を狙って第三者が利益を横取りすること
「漁夫の利」の例文
例文1:息子同士がお菓子をめぐってけんかをしている間に、娘がさっさと食べてしまったのはまさに漁夫の利だね。
例文2:恋のライバルたちがけん制しあっている中、漁夫の利を狙って彼女にプロポーズした。
例文3:大手企業がシェア争いで消耗している反面、漁夫の利で躍進した企業もいた。
例文4:優勝候補の2人がお互いをライバル視しペースを乱したので、漁父の利で私が2人を追い越して優勝してしまった。
例文5:対立候補たちがお互いの足を引っ張り合ったおかげで、漁父の利で私が当選することとなった。
「漁夫の利」をうまく用いる
「漁夫の利」は日常でよく使われる故事成語なので、文でも使いやすいでしょう。論文・小論文でも正しく理解して「漁夫の利」をきちんと使えるようにしておきましょう。