「朝三暮四」の意味と例文

「朝三暮四」は日常であまり聞くことがなくなった故事成語です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「朝三暮四」の意味と例文を紹介していきます。

「朝三暮四」の読み方

読み方:ちょうさんぼし
「朝三暮四」の「朝」は「あさ」ではなく「ちょう」と読みます。また「暮」は「くれ」ではなく「ぼ」と読みます。「朝三暮四」はこの形で故事成語になっているため、その他のバリエーションはありません。

「朝三暮四」の意味

意味:上手い話で人を騙すこと、または、結局は同じなのに目先の違いに騙されること
「朝三暮四」は中国の「列子」または「荘子・斉物論」が由来だと言われています。宋国の狙公は多くの猿を飼っていましたが、食料が減ってきたため、猿の餌のトチの実を減らすことを考えます。最初は朝に3つ、夜に4つの実を与えたところ、猿が怒ったので、朝に4つ、夜に3つ与えることにすると、猿はとても喜んだといいます。そこから、上手い話で人を騙すことを言うようになったと言われています。

「朝三暮四」の例文

例文1:子供は目先を変えるとすぐ朝三暮四で騙される。
例文2:子供は朝ごはんを食べるのを嫌がったが、昼ご飯にしたとたん、喜んで食べたので、朝三暮四でうまく口車に乗せた。
例文3:疲れたら朝三暮四でうまく言われると、ついつい深く考えずに話に乗ってしまうので気をつけたい。
例文4:保育士は、子供の性格を良くわかっていて、何か子供にやらせようと思ったら朝三暮四でうまく乗せてくれる。
例文5:ちょっとした話術でいくらでも騙すことはできるから朝三暮四にならないよう気をつけよう。

「朝三暮四」をうまく用いる

「朝三暮四」は日常で聞くことがなくなった故事成語です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう