「隣りの花は赤い」の意味と例文

「隣の芝生は青い」という言葉はよく耳にすると思うのですが、「隣りの花は赤い」という言い方もあるのです。どのように使えばいいでしょう。ここでは「隣りの花は赤い」の意味や例文を紹介していきます。

「隣りの花は赤い」の読み方

読み方:となりのはなはあかい
「隣りの花は赤い」の「隣り」は「となり」と読みます。「隣」と書いても構いません。「隣りの花は赤い」でも「隣の花は赤い」でもOKです。また「花」は「華」ではなく「花」を使います。

「隣りの花は赤い」の意味

意味:人のものはよく見えて羨ましく思うことのたとえ
「隣りの花は赤い」は、他人の物はなんでもよく見えることのたとえですが、昔は「よその花はよく見える」などといい、「隣の花は赤い」が定着したのは明治になってからだと言われています。

「隣りの花は赤い」の例文

例文1:隣りの花は赤いというから、似たような待遇でも同僚の方が恵まれていると思うのだろう。
例文2:彼はすぐ私を羨ましがるけれど、隣りの花は赤いというだけなのかもしれない。
例文3:同じデザインの建売住宅なのに、隣の方がよく見えるなんて、単純に隣りの花は赤いということなのだろう。
例文4:うちの奥さんは近所の旦那のことばかりいいように言うが、隣りの花は赤いということに気付いていないようだ。
例文5:ずっと親友の彼はやさしくていいなと思っていたが、隣りの花は赤いだけで実際に付き合ってみたらそうでもないのだろう。

「隣りの花は赤い」をうまく用いる

「隣の芝生は青い」と共に「隣りの花は赤い」ということわざもあるのです。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。