「矢面に立つ」の意味 「矢表に立つ」「矢面に立った」などの例文

「矢面に立つ」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「矢面に立つ」の意味や「矢表に立つ」「矢面に立った」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「矢面に立つ」の読み方

読み方:やおもてにたつ
「矢面に立つ」の「矢面」は「やめん」ではなく「やおもて」と読みます。「矢表」と書く場合もありますが、多くは「矢面」と書きます。また「立つ」は「建つ」ではなく「立つ」の漢字を使います。「矢面に立つ」は「矢表に立つ」「矢面に立った」などのバリエーションがあります。

「矢面に立つ」の意味

意味: 相手からの批判や抗議を直接受ける立場に立つこと
「矢面に立つ」は、敵の矢が飛んでくる正面に立つことを意味するので、そこから派生して、 相手からの批判や抗議を直接受ける立場を表現するときに使われるようになったと言われています。

「矢面に立つ」の例文

例文1:上司が矢面に立つことで間接的に部下を守った。
例文2:この事件で彼が矢面に立つ必要はない。

「矢表に立つ」の例文

例文1:この件は私が矢表に立つべきだろう。
例文2:彼はみんなに危害が加わらないためにあえて矢表に立つはずだ。

「矢面に立った」の例文

例文1:マスコミの取材攻勢の矢面に立ったことで彼は一躍有名になった。
例文2:彼女が騒動の矢面に立ったら、収拾つかなくなるだろう。

「矢面に立つ」をうまく用いる

「矢面に立つ」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。