「六日の菖蒲十日の菊」の意味 「後の祭り」などの例文

「六日の菖蒲十日の菊」は日常ではあまり聞かれなくなった慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「六日の菖蒲十日の菊」の意味や「後の祭り」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「六日の菖蒲十日の菊」の読み方

読み方:むいかのあやめとおかのきく

「後の祭り」の読み方

読み方:あとのまつり
「六日の菖蒲十日の菊」の「六日」は「ろくにち」ではなく「むいか」と読みます。また「菖蒲」は「しょうぶ」ではなく「あやめ」と読みます。「十日」は「とうか」ではなく「とおか」と書きます。「六日の菖蒲十日の菊」は「十日の菊六日の菖蒲」などのバリエーションがあります。類語は「後の祭り」などがあります。

「六日の菖蒲十日の菊」の意味

意味:時機を逃して今更どうしようもないということ
「六日の菖蒲十日の菊」の「六日の菖蒲」は5月5日の端午の節供の翌日6日の菖蒲、「十日の菊」は9月9日の重陽の節供の翌日の菊のことを表し、ともに時機を逸しているところから、いまさら役に立たないことをたとえる時に使われるようになったと言われています。「後の祭り」の由来はいくつか説があり、1つは京都八坂神社の祇園祭に由来すると言われています。祇園祭には前の祭りと後の祭りがあり、後の祭りは前の祭りに比べて山鉾もなく賑やかさもないので見学に行っても意味がない、そこから手遅れだという意味になったという説です。また、中には順番が逆で、賑やかでない祇園祭の日を後の祭りと名付けたという説もあります。他の説としては、葬式や法事などで故人の霊を祭ることに由来していると言われています。これは亡くなったあとに派手な儀式をしても仕方がないので、もう後悔しても手遅れだという意味で広まったという説です。

「六日の菖蒲十日の菊」の例文

例文1:今更後悔しても六日の菖蒲十日の菊だよ。
例文2:もうイベントは終わってしまったから、今から行っても六日の菖蒲十日の菊になってしまうよ。
例文3:六日の菖蒲十日の菊というように、期限を逸してしまったら無駄になるから時間厳守でやらなくちゃ。

「後の祭り」の例文

例文1:寝坊して大切なプレゼンに遅れてしまった。今更タクシーでかけこんでも後の祭りだよ。
例文2:誕生日パーティーをしてくれるといってたが、半年もたって連絡してきても後の祭りだよ。
例文3:今更謝っても後の祭りだよ。

「六日の菖蒲十日の菊」をうまく用いる

「六日の菖蒲十日の菊」は日常であまり使われなくなった慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。