「まかぬ種は生えぬ」の意味と例文

「まかぬ種は生えぬ」は日常でもよく使われることわざです。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「まかぬ種は生えぬ」の意味と例文を紹介していきます。

「まかぬ種は生えぬ」の読み方

読み方:まかぬたねははえぬ
「まかぬ種は生えぬ」の「まかぬ」は漢字で「蒔かぬ」と書いても構いません。また「種」は「しゅ」ではなく「たね」と読みます。「まかぬ種は生えぬ」はこの形でことわざになっているため、その他のバリエーションはありません。対義語は「果報は寝て待て」「待ては海路の日和あり」などがあります。

「まかぬ種は生えぬ」の意味

意味:原因がなくて結果が生じることはないということ、努力なく良い結果は期待できないというたとえ
「まかぬ種は生えぬ」は種を蒔かなければ花が咲いたり実がなったりすることもないところから、努力もしないでよい結果は得ることができないことを言うようになったと言われています。江戸時代後期に「いろはかるた」の中で使われるようになり、広く広まったと言われています。

「まかぬ種は生えぬ」の例文

例文1:成功しないと嘆くけれど、まかぬ種は生えぬで何もしていなければ何も育たないよ。
例文2:まかぬ種は生えぬというから、今年は何かチャレンジをしようと思う。
例文3:まかぬ種は生えぬというから彼にも多かれ少なかれ原因があるのだろう。
例文4:まかぬ種は生えぬというので、今から地道な営業をしておくことが大切だと思う。
例文5:まかぬ種は生えぬというから世の中で起こっているすべてのことは原因があるのだろう。

「まかぬ種は生えぬ」をうまく用いる

「まかぬ種は生えぬ」は日常でよく使われることわざです。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。