「塵も積もれば山となる」の意味と例文

「塵も積もれば山となる」は日常でもよく使われることわざです。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「塵も積もれば山となる」の意味と例文を紹介していきます。

「塵も積もれば山となる」の読み方

読み方:ちりもつもればやまとなる
「塵も積もれば山となる」の「塵」は「ちり」と読みます。また「積もれば」は「つもれば」と読みます。「塵も積もれば山となる」はこの形でことわざになっているため、その他のバリエーションはありません。

「塵も積もれば山となる」の意味

意味:小さい事でも積み重なると大きな成果になるということ
「塵も積もれば山となる」は般若経典を詳しく注釈した全100巻もの仏教書「大品般若経」の94巻「大智度論」の「譬如積微塵成山、難可得移動」が由来になっていると言われています。これは「微塵も積もり積もれば、山となり動かすことができなくなる」という意味になります。「塵」はゴミではなく、ごくわずかなものという意味ですが、ゴミなのか宝なのかで山の存在はプラスの意味にもマイナスの意味にもなります。

「塵も積もれば山となる」の例文

例文1:ちょっとずつだけれど食べる量を減らしている。塵も積もれば山となるでいつかは痩せると思っている。
例文2:毎日忙しくても少しでも本を読むようにしなさい。塵も積もれば山となるで徐々に知識は積み上がるだろう。
例文3:毎日の地道な練習が塵も積もれば山となるでちゃんと成果に現れるものだ。
例文4:ストレスと溜めていると塵も積もれば山となるで、いずれ爆発するよ。
例文5:ゴミも捨てないでいると、塵も積もれば山となるですぐゴミ屋敷になっちゃうよ。

「塵も積もれば山となる」をうまく用いる

「塵も積もれば山となる」は日常でよく使われることわざです。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。

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