「大なり小なり」の意味と例文

「大なり小なり」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「大なり小なり」の意味と例文を紹介していきます。

「大なり小なり」の読み方

読み方:だいなりしょうなり
「大なり小なり」の「大」は「おお」ではなく「だい」と読みます。また「小」は「ちい」ではなく「しょう」と読みます。「大なり小なり」はこの形で慣用句になっているため、その他のバリエーションはありません。

「大なり小なり」の意味

意味:程度の差はあったとしても、いずれにしても
「大なり小なり」の由来ははっきりしていませんが、江戸時代前期の俳諧集「沙金袋」で記載があることが確認されています。また、数学の不等号から派生したという説もあります。

「大なり小なり」の例文

例文1:今回の海外事業の損失は、大なり小なり東京支社にも影響があることだ。
例文2:もう3歳になるんだし、大なり小なり話の内容は理解しているだろう。
例文3:コロナ禍の中、大人も子供も大なり小なりみんな不安を抱いているだろう。
例文4:大なり小なりあなたの存在は息子に影響を及ぼしている。
例文5:海外留学したなら、大なり小なりその国に興味がある証拠だろう。

「大なり小なり」をうまく用いる

「大なり小なり」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。

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