「舌鼓を打つ」の意味 「舌鼓を打って」「舌鼓を打った」などの例文

「舌鼓を打つ」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「舌鼓を打つ」の意味や「舌鼓を打って」「舌鼓を打った」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「舌鼓を打つ」の読み方

読み方:したつづみをうつ
「舌鼓を打つ」の「舌鼓」は「したづつみ」ではなく「したつづみ」と読みます。「舌鼓を打つ」は「舌鼓を打って」「舌鼓を打った」などのバリエーションがあります。

「舌鼓を打つ」の意味

意味:あまりのおいしさに舌を鳴らすこと
「舌鼓を打つ」の「鼓」は太鼓のことで、「舌鼓」は美味しいものを飲食した時に舌を鳴らす音を意味し、「打つ」は叩くことを意味します。美味しいものを食べたり飲んだりしたときにあまりの感動で舌を打ち鳴らす動作が「舌で鼓を打つ」であり、そこから、「舌鼓を打つ」はあまりのおいしさに舌を鳴らすことに使われるようになったと言われています。

「舌鼓を打つ」の例文

例文1:お正月はいつも豪華おせちを注文しているので、今から舌鼓を打つ日が楽しみだ。
例文2:友人の家で美味しいお酒とおいしい手料理で舌鼓を打ちにおいしいつまみを用意していそいそと出かけて行った。

「舌鼓を打って」の例文

例文1:冬はカニに舌鼓を打ってお正月を迎えるのが我が家の恒例です。
例文2:久しぶりの同窓会では美味しい料理に舌鼓を打って、お酒を飲んで騒いで楽しい時間を過ごした。

「舌鼓を打った」の例文

例文1:久しぶりに帰省して母の手料理に舌鼓を打った。
例文2:旅行先で海の幸に存分に舌鼓を打った。

「舌鼓を打つ」をうまく用いる

「舌鼓を打つ」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。