「鶏口となるも牛後となるなかれ」は日常でたまに耳にする故事成語です。それでは具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「鶏口となるも牛後となるなかれ」の意味と例文を紹介していきます。
「鶏口となるも牛後となるなかれ」の読み方
読み方:けいこうとなるもぎゅうごとなるなかれ
「鶏口となるも牛後となるなかれ」の意味
意味:大きな団体で人の後ろについているよりも、小さな団体でも頭になるほうがよいというたとえ
「鶏口となるも牛後となるなかれ」の例文
例文1:鶏口となるも牛後となるなかれと思っているので将来は小さい会社でも社長になるのが夢だ。
例文2:大企業で雇われるより鶏口となるも牛後となるなかれで自分で起業したいと思う。
例文3:鶏口となるも牛後となるなかれとはいうが、私には人についていきたいタイプなので向かない。
例文4:鶏口となるも牛後となるなかれと思って、脱サラして店を開きました。
例文5:鶏口となるも牛後となるなかれで、人のレールに従っているのがいいわけではない。
「鶏口となるも牛後となるなかれ」をうまく用いる
「鶏口となるも牛後となるなかれ」は日常ではあまり聞かれることのなくなった故事成語です。ですが、分かると語彙力もアップするので、論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。