「鬼の首を取ったよう」の意味と例文

「鬼の首を取ったよう」は日常でもよく使われる慣用句です。それでは、具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「鬼の首を取ったよう」の意味と例文を紹介していきます。

「鬼の首を取ったよう」の読み方

読み方:おにのくびをとったよう
「鬼の首を取ったよう」はこの形で慣用句になっているためその他のバリエーションはありません。「鬼の首をとったよう」は実際にはまだ鬼の首をとっていない状態をいうので「鬼の首を取った」は誤用です。

「鬼の首を取ったよう」の意味

意味:大層な手柄を立てたかのように得意がること
「鬼の首を取ったよう」は鬼を退治して鬼の首を取ったかのように得意になっていることが由来だと言われています。この様子をなぞって「鬼の首を取ったよう」は大層な手柄を立てたかのように得意がることをあざけ笑って言うようになったと言います。

「鬼の首を取ったよう」の例文

例文1:彼は兄にケンカで勝ったからとまるで鬼の首をとったような騒ぎっぷりだった。
例文2:母は福引でティッシュを当てただけで鬼の首をとったように喜んだ。
例文3:彼は問題集の1問を解けたというだけで鬼の首をとったようなはしゃぎっぷりだった。
例文4:彼女は並んでも買えないという噂のケーキ屋で買えたというだけで鬼の首をとったように得意がった。
例文5:たった1回試合に勝っただけなのにみんな鬼の首をとったように騒いでいる。

「鬼の首を取ったよう」をうまく用いる

「鬼の首を取ったよう」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。

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