「親の脛をかじる」の意味 「親の脛をかじって」「親の脛をかじれる」「脛かじり」などの例文

「親の脛をかじる」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「親の脛をかじる」の意味や「親の脛をかじって」「親の脛をかじれる」「脛かじり」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「親の脛をかじる」の読み方

読み方:おやのすねをかじる
「親の脛をかじる」の「脛」は「すね」と読みます。「親の脛をかじる」は「脛をかじる」だけでも使い、「親の脛をかじって」「親の脛をかじれる」「脛かじり」などのバリエーションはあります。

「親の脛をかじる」の意味

意味:経済的に自立しておらず親に養ってもらっている状態
「脛をかじる」は「脛一本、腕一本」という古い言い回しに由来すると言われています。これは、「仕事の腕一本、歩き回る足一本」という意味で、両方ともに働いてお金を稼ぐ道具として考えられていました。そこで、脛は労働を意味し、経済力のない子供は親の労働に頼らないと生活できないというところから「脛をかじる」というようになったと言われています。

「親の脛をかじる」の例文

例文1:親の脛をかじることは決して恥ずかしいことではない。
例文2:みんな子供は親の脛をかじりながら成長するんだよ。

「親の脛をかじって」の例文

例文1:彼は30にもなってまだ親の脛をかじっている。
例文2:今まで親の脛をかじってきたので恩返しができればと思う。

「親の脛をかじれる」の例文

例文1:いつまでも親も若くないから、親の脛をかじれるうちにかじっておくといいよ。
例文2:親の脛をかじれるほどうちには財力がない。

「脛かじり」の例文

例文1:うちにはまだ脛かじりの子供がいるのでとても家の建て替えなんてできない。
例文2:子供がいつまでも脛かじりなので、早く独立してほしいと思っている。

「親の脛をかじる」をうまく用いる

「親の脛をかじる」は日常でよく使われる慣用句です。様々なシーンで使われるので、論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。