「合わせる顔がない」の意味 「合わす顔がない」などの例文

「合わせる顔がない」は日常によく使われる慣用句です。実際にはどのように使えばいいのでしょうか。ここでは「合わせる顔がない」の意味と「合わす顔がない」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「合わせる顔がない」の読み方

読み方:あわせるかおがない

「合わす顔がない」の読み方

読み方:あわすかおがない
「合わせる顔がない」の「合わせる」は面と向かうという意味で、実際に会うという意味ではないので、ここでは「会わせる」ではなく「合わせる」という漢字を使います。また、ここでの「顔」は面目や体面を表しているため、「今週は忙しくて合わせる顔がない」など会うという意味で使うのは誤用です。「合わせる顔がない」はフランクな間柄では「合わす顔がない」「合わせる顔がなく」などと使うこともあります。類語に「顔向けできない」などがあります。

「合わせる顔がない」の意味

意味:申し訳なく思って相手に会うのが辛いと思うこと
「合わせる顔がない」は自分が相手に対して申し訳ないと思っている時に使います。

「合わせる顔がない」の例文

例文1:彼女を幸せにできなくてご両親に合わせる顔がない。
例文2:大きくした会社を自分の代でつぶしてしまって親に合わせる顔がない。
例文3:せっかく応援してもらったのに当選できず合わせる顔がない。

「合わす顔がない」の例文

例文1:学生時代にお互い頑張って起業しようと約束したが、10年経っていまだ起業できていない私は友人に合わす顔がない。
例文2:方向性が違って受注できなかったのなら言い訳もできるが、当日遅刻して受注できなかったとなったらみんなに合わす顔がない。
例文3:チームプレイでつまらないミスをしてしまったため、みんなに合わす顔がなく部室に入ることができなかった。

「合わせる顔がない」をうまく用いる

「合わせる顔がない」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも積極的に使って語彙力アップを目指しましょう。

You cannot copy content of this page

タイトルとURLをコピーしました