「腕が上がる」の意味 「腕を上げる」「腕が落ちる」「腕が鈍る」などの例文

「腕が上がる」は日常でもよく使われる慣用句です。それでは、具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「腕が上がる」の意味や「腕を上げる」「腕が落ちる」「腕が鈍る」などの例文を紹介していきます。

「腕が上がる」の読み方

読み方:うでがあがる

「腕を上げる」の読み方

読み方:うでをあげる

「腕が落ちる」の読み方

読み方:うでがおちる

「腕が鈍る」の読み方

読み方:うでがにぶる
「腕が上がる」「腕を上げる」「腕が落ちる」「腕が鈍る」の「腕」は「わん」ではなく「うで」と読みます。「上げる」「上がる」は「挙げる」「揚げる」などの漢字は使いません。「腕が上がる」はバリエーションの多い慣用句で、「腕を上げる」などがあります。類語は「手が上がる」、対義語には「腕が落ちる」「腕が鈍る」などがあります。

「腕が上がる」の意味

意味:腕前や技量が上達してうまくなること
「腕」は技芸や技術のことを意味し、「上がる」は状態が良くなることを意味します。ここから、「腕が上がる」で上達することを意味します。逆に、「腕が落ちる」「腕が鈍る」は下手になることを意味します。「腕」とつきますが、腕を使わない物事でも使うことができます。

「腕が上がる」の例文

例文1:夏のサッカー合宿でチーム全体のドリブルの腕が上がるようにメニューを組んだ。
例文2:数学の腕が上がったのは、簡単な問題をたくさんこなしたからだと思う。

「腕を上げる」の例文

例文1:彼は文章の腕を上げるため毎日何か書くようにした。
例文2:パソコンの腕を上げたいと思って先輩に教えてもらっている。

「腕が落ちる」の例文

例文1:妻のオムライスの味がぼやけていたので、料理の腕が落ちたと感じた。
例文2:前はどんな文章も簡単に書けたのに、今はすっかり腕が落ちてしまって、書きはじめるまでに1時間ぐらいかかる。

「腕が鈍る」の例文

例文1:料理の腕が鈍ったのか、塩辛い味つけになってしまった。
例文2:彼の文章は昨年のものと比べて明らかに腕が鈍っている。

「腕が上がる」をうまく用いる

「腕が上がる」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。