「片を付ける」の意味 「方を付ける」などの例文

「片を付ける」は日常でもよく使われる慣用句です。それでは具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「片を付ける」の意味や「方を付ける」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「片を付ける」「方を付ける」の読み方

読み方:かたをつける
「片を付ける」の「片」は「方」を使って「方を付ける」でもかまいません。「片を付ける」は「片を付けない」などのバリエーションがあります。類語は「けりを付ける」などがあります。

「片を付ける」「方を付ける」の意味

意味:決着をつけて物事をおわりにすること
「片を付ける」「方を付ける」の「片」「方」は形や型を意味し、「付ける」は、ある一定の状態にする、はっきりさせるという意味になります。そこで、「片を付ける」「方を付ける」は形をはっきりさせるという意味になるところから、決着をつけて物事をおわりにすることを意味するようになったと言われています。

「片を付ける」の例文

例文1:この問題は今月中に片を付けられるように対処します。
例文2:借金の問題は早い段階で片を付けないと結婚はできないよ。
例文3:SNSのトラブルは父が相手と話し合って片を付けてくれた。

「方を付ける」の例文

例文1:この問題に方を付けないと先には進まないよ。
例文2:慰謝料を払ってでも方を付けたほうがいいだろう。
例文3:会社を存続させる上で方を付けないとならない問題が山積みだ。

「片を付ける」をうまく用いる

「片を付ける」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解しておきましょう。