「そうかん」は「相関」「創刊」「送還」「壮観」がありますが、それぞれの意味は異なります。論文・小論文ではきちんと理解して覚えておくようにしましょう。ここでは「相関」「創刊」「送還」「壮観」のそれぞれの意味の違いや例文について解説していきます。
「相関」「創刊」「送還」「壮観」の違い
相関(そうかん)
意味:二つのものが密接にかかわり合っていること。
創刊(そうかん)
意味:新聞・雑誌などの定期刊行物を新たに発行した最初の1刊目のこと。
送還(そうかん)
意味:送りかえすこと。
「送還」は特に捕虜や不正入国者などを本国に送りかえすことに使われます。
壮観(そうかん)
意味:規模が大きくすばらしい眺めや有様のこと。
そうかん関係の相関が正しい
「そうかん関係」は二つのものが密接にかかわり合っている関係のことなので、ここでは「相関」が正解です。
「相関」の例文
例文1:ダウが上がれば日経平均も上がるので、二国間には相関関係があるのだと思う。
「そうかん関係」は二つのものが密接にかかわり合っている関係のことなので、ここでは「相関」を使います。
例文2:親族関係を明らかにするために相関図を作った。
「そうかん図」はそれぞれの関わり具合を表す図のことなので、ここでは「相関」を使います。
「創刊」の例文
例文1:新しい雑誌の創刊号は6月に発行されます。
「そうかん号」は新聞・雑誌などの定期刊行物を新たに発行する最初の号のことなので、ここでは「創刊」を使います。
例文2:創刊記念として付録に有名ブランドとコラボしたポーチがついてくる。
「そうかん記念」は新聞・雑誌などの定期刊行物を新たに発行する記念のことなので、ここでは「創刊」を使います。
「送還」の例文
例文1:不法移民は本国に強制送還される。
「強制そうかん」は強制的に送り返すことなので、ここでは「送還」を使います。
例文2:不法就労の末、裁判の判決で送還命令が下った。
「そうかん命令」は送り返す命令のことなので、ここでは「送還」を使います。
「壮観」の例文
例文1:庭園の景色は壮観で満開に咲いた桜が見える。
「庭園の景色はそうかん」は庭園の景色の規模が大きくすばらしい眺めのことなので、ここでは「壮観」を使います。
例文2:大きな滝の流れが大自然を思わせる壮観な景色がこちらのおすすめポイントです。
「そうかんな景色」は規模が大きくすばらしい眺めの景色のことなので、ここでは「壮観」を使います。
論文・小論文で「相関」「創刊」「送還」「壮観」を使い分ける視点
「そうかん」は「相関」「創刊」「送還」「壮観」がありますが、それぞれの意味は異なります。論文・小論文では「相関」は密接にかかわり合っている関係のこと、「創刊」は新たに発行する定期刊行物の第1号のこと、「送還」は送り返すこと、、「壮観」は規模の大きな素晴らしい眺めのことです。論文・小論文では意味を理解して語彙数を増やしておきましょう。