「こべつ」は「個別」「戸別」がありますが、意味するものに違いがあります。論文・小論文では、それぞれの意味を理解して文中で使えるようにしていきましょう。ここでは「個別」「戸別」それぞれの意味の違いや例文について解説していきます。
「個別」と「戸別」の違い
個別(こべつ)
意味:一つ一つ。一人一人。
戸別(こべつ)
意味:一軒一軒の家。家ごと。各戸。
こべつ指導は個別が正しい
「こべつ指導」は一人一人別々に指導することなので、ここでは「個別」が正解です。
「個別」の例文
例文1:最近は個別包装されたお菓子が増えてきた。
「こべつ包装」は一つ一つ別々にした包装ということなので、ここでは「個別」を使います。
例文2:質問は後ほど個別に受け付けます。
「こべつに受け付ける」は一人一人別々に受け付けるということなので、ここでは「個別」を使います。
「戸別」の例文
例文1:宅急便業者は戸別に訪問して荷物を届ける。
「こべつに訪問」は家ごとに訪問ということなので、ここでは「戸別」を使います。
例文2:コロナの特別給付金は戸別に配布された。
「こべつに配布」は家ごとに配布ということなので、ここでは「戸別」を使います。
論文・小論文で「個別」と「戸別」を使い分ける視点
「こべつ」は「個別」「戸別」がありますが、それぞれの意味は異なります。「個別」は一つ一つ、「戸別」は一軒一軒と覚えておきましょう。論文・小論文ではしっかり意味を把握して文中で使えるようにしておきましょう。