「鳶に油揚げをさらわれる」の意味「鳶に油揚げをさらわれた」などの例文

「鳶に油揚げをさらわれる」は日常でもよく使われることわざです。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「鳶に油揚げをさらわれる」の意味や「鳶に油揚げをさらわれた」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「鳶に油揚げをさらわれる」の読み方

読み方1:とんびにあぶらあげをさらわれる
読み方2:とびにあぶらあげをさらわれる
読み方3:とんびにあぶらげをさらわれる
読み方4:とびにあぶらげをさらわれる
「鳶に油揚げをさらわれる」の「鳶」は「とんび」でも「とび」でも構いません。また「油揚げ」は「あぶらあげ」もしくは「あぶらげ」と読みます。「鳶に油揚げをさらわれる」は「鳶に油揚げをさらわれた」などのバリエーションがあります。

「鳶に油揚げをさらわれる」の意味

意味:自分のものになると思っていたものや大切にしているものを突然横取りされること
「鳶に油揚げをさらわれる」の「鳶」は悠々と大空を飛びながら、獲物を見つけるととても素早く空から舞い降りて獲物をさらっていく性質があります。そこから、大事なものや当然手に入ると思っていたものを、うっかりしているうちに突然横から奪われて唖然としている様子を言うようになったと言われています。

「鳶に油揚げをさらわれる」の例文

例文1:親友に彼女を奪われるなんて鳶に油揚げをさらわれることになろうとは思わなかった。
例文2:彼女のために集めた資料をそのまま彼にあげるなんて、鳶に油揚げをさらわれる気分だ。
例文3:鳶に油揚げをさらわれることがないよう、いつも注意深く警戒している。

「鳶に油揚げをさらわれた」の例文

例文1:可愛がっていた後輩なのに、自分を踏み台にして出世するなんて、鳶に油揚げをさらわれた気分だよ。
例文2:彼に彼女を紹介したらいつのまにか2人は恋仲になっていたなんて、鳶に油揚げをさらわれた気分だよ。
例文3:最後の1個だったのに、買おうと思ったとたん誰かに取られて鳶に油揚げをさらわれた気分だ。

「鳶に油揚げをさらわれる」をうまく用いる

「鳶に油揚げをさらわれる」は日常でよく使われることわざです。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。

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