「雨垂れ石を穿つ」の意味と「水滴石を穿つ」「点滴石を穿つ」などの例文

「雨垂れ石を穿つ」は故事成語です。日常会話で「雨垂れ石を穿つ」という表現を使わない人にとってはどんな意味なのか、どんな使い方をすればいいのか気になるところでしょう。ここでは「雨垂れ石を穿つ」の意味や「水滴石を穿つ」、「点滴石を穿つ」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「雨垂れ石を穿つ」の読み方

読み方:あまだれいしをうがつ
「雨垂れ石を穿つ」の「雨垂れ」は雨のしずくのことで「あまだれ」と読みます。「穿つ」は突き抜けるという意味になるので、石も貫くというニュアンスになります。「雨垂れ石を穿つ」は四字熟語で「水滴石穿」(すいてきせきせん)、「点滴石穿」(てんてきすいせん)が同じ意味を表すところから、「水滴石を穿つ」、「点滴石を穿つ」とも言います。

「雨垂れ石を穿つ」の意味

意味:雨垂れも長く打ち続けていると固い石に穴を開けられるように、小さな力でも根気強く続ければ物事は成し遂げられることのたとえ
「雨垂れ石を穿つ」は、中国の歴史書「漢書」の「枚乗伝」の章に由来すると言われています。その中に出てくる一文で「泰山之霤穿石」というのがあります。山から染み出た雨垂れがしたたり落ちることでも、繰り返されれば石に穴を開けることができるので、小さな事でも積み重なれば大きな結果になるという意味となります。ここでの「泰山之霤穿石」は「災いの元は小さいうちに摘み取るべきだ」という意味でしたが、それが転じて努力すれば成し遂げられるという前向きな意味合いになったと言われています。

「雨垂れ石を穿つ」の例文

例文1:実験もコツコツやっていれば雨垂れ石を穿つでそのうち成功するかもしれないよ。
例文2:雨垂れ石を穿つで、営業も毎日努力していればいつか成果はついてくるものだ。

「水滴石を穿つ」の例文

例文1:私は水滴石を穿つという言葉を座右の銘にし、毎日精進してがんばるようにしている。
例文2:水滴石を穿つというように、努力を重ねていけばきっと報われるよ。

「点滴石を穿つ」の例文

例文1:点滴石を穿つで何度落ちてもチャレンジしたおかげで、医師免許をとることができた。
例文2:点滴石を穿つで小さな習慣がそのうち大きな財を築くことになる。

「雨垂れ石を穿つ」をうまく用いる

「雨垂れ石を穿つ」は論文・小論文で使うと引き締まった文章になるので積極的に使ってみましょう。「水滴石を穿つ」「点滴石を穿つ」も同じように小さな積み重ねが大きな成果につながるという表現に使えます。

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