「目を疑う」の意味 「目を疑って」「目を疑った」などの例文

「目を疑う」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「目を疑う」の意味や「目を疑って」「目を疑った」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「目を疑う」の読み方

読み方:めをうたがう
「目を疑う」の「目」は「もく」ではなく「め」と読みます。「目を疑う」は「目を疑って」「目を疑った」などのバリエーションがなどがあります。類語は「耳を信じて目を疑う」などがあります。

「目を疑う」の意味

意味:思ってもいなかったことを見て信じられない気持ちでいること
「目を疑う」は中国晋時代の道教研究家・葛洪の著書『抱朴子』の「耳を信じて目を疑う」が由来だと言われています。後漢時代の詩人・張衡の「貴耳賤目」「耳を貴び目を賤しむ」が元になった言葉だと言われています。そして、「耳を信じて目を疑う」はそのうち「目を疑う」だけとなり、信じられない気持ちでいることを意味するようになったと言われています。

「目を疑う」の例文

例文1:犬がいたら、家に帰ったときに部屋の惨状に目を疑うことがあるよ。
例文2:迷子になった飼い犬が1年ぶりに戻ってきてたので目を疑うほどびっくりした。

「目を疑って」の例文

例文1:気の弱い息子が友達に命令するのを見て、思わず自分の目を疑ってしまった。
例文2:彼のいつもと違う雰囲気に別人でないかと思わず目を疑ってしまうよ。

「目を疑った」の例文

例文1:彼の変貌した姿に思わず目を疑った。
例文2:暗闇に光る物体がUFOかと目を疑った。

「目を疑う」をうまく用いる

「目を疑う」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。

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