「傍若無人」の意味と例文

「傍若無人」は日常でもよく使われる故事成語です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「傍若無人」の意味と例文を紹介していきます。

「傍若無人」の読み方

読み方:ぼうじゃくぶじん
「傍若無人」の「傍若」は「ほうじゃく」ではなく「ぼうじゃく」と読みます。また「無人」は「むじん」ではなく「ぶじん」と読みます。「傍若無人」はこの形で故事成語になっているため、その他のバリエーションはありません。

「傍若無人」の意味

意味:遠慮することなく勝手気ままに振る舞うこと
「傍若無人」は中国の『史記・刺客列伝』の「旁若無人者」という言葉が由来だと言われています。これは、「傍らに人無きが若く(ごとく)」という読みになり、ここから「傍若無人」は遠慮することなく気ままに振る舞うことをいうようになったと言われています。

「傍若無人」の例文

例文1:彼の傍若無人ぶりは、腹が立つのを通り越して感心してしまう。
例文2:社長とはいえ部下に傍若無人に振る舞えば、すぐに地位を追われるだろう。
例文3:子供だからといって傍若無人に振る舞うのは感心しない。
例文4:傍若無人に振る舞えば迷惑をする人もいるだろう。
例文5:電車の中で傍若無人に振る舞う姿を見られたらはずかしい。

「傍若無人」をうまく用いる

「傍若無人」は日常でよく使われる故事成語です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。

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