「屁の河童」の意味と例文

「屁の河童」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「屁の河童」の意味と例文を紹介していきます。

「屁の河童」の読み方

読み方:へのかっぱ
「屁の河童」の「屁」は「ひ」ではなく「へ」と読みます。また「河童」は「かっぱ」と読みます。「屁の河童」はこの形で慣用句になっているため、その他のバリエーションはありません。

「屁の河童」の意味

意味:簡単にできること、または何とも思わないこと
「屁の河童」の「河童」はもともとたわいもないという意味の「木っ端の火(こっぱのひ)」がなまって「河童の屁」となり、「屁の河童」と転じたと言われています。

「屁の河童」の例文

例文1:遅刻で怒られるなんて常習犯の彼にとっては屁の河童、どうとも思っていないよ。
例文2:彼にとってリストラなんて屁の河童、きっとそうなれば起業でもするだろう。
例文3:戦火をくぐり抜けてきた彼にとって、サバイバルなんて屁の河童、きっと自力で隣の県まで移動しているだろう。
例文4:彼は子供の頃からスポーツ選手として鍛えられているからこれぐらいのトレーニングは屁の河童だよ。

例文5:これぐらいは屁の河童と思っていたが、意外と重労働で身体中が痛い。

「屁の河童」をうまく用いる

「屁の河童」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう