「猫の額」の意味と例文

「猫の額」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「猫の額」の意味と例文を紹介していきます。

「猫の額」の読み方

読み方：ねこのひたい

「猫の額」の「額」は「がく」ではなく「ひたい」と読みます。「猫の額」はこの形で慣用句になっているため、その他のバリエーションはありません。

意味：狭いことのたとえ

「猫の額」は猫の目や耳の割合に対し、額が狭く感じることに由来すると言われています。そこから、土地などの面積がとても狭い事を意味するようになったと言います。

例文1：都会は家賃が高いので、猫の額ほどの部屋でも我慢するしかない。

例文2：猫の額ほどの庭だが私にとっては程よく楽しめる大きさだ。

例文3：猫の額ほどの狭い家ですが、よかったら使ってください。

例文4：よくこんな猫の額ほどのスペースにうまく車を停められるなと感心した。

例文5：猫の額ほどの部屋だが私には初めての1人部屋だ。

「猫の額」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。