「月とすっぽん」の意味と例文

「月とすっぽん」は日常でもよく使われることわざです。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「月とすっぽん」の意味と例文を紹介していきます。

「月とすっぽん」の読み方

読み方:つきとすっぽん
「月とすっぽん」の「月」は「げつ」ではなく「つき」と読みます。「月とすっぽん」はこの形でことわざになっているため、その他のバリエーションはありません。類語は「提灯に釣り鐘」「雲泥の差」などがあります。

「月とすっぽん」の意味

意味:2つのものが似ているようでとても差があること
「月とすっぽん」の「月」は満月を意味し、すっぽんの甲羅が丸いところが共通しています。ですが、月が美しいのに対して、すっぽんは泥の中で棲息している汚いイメージがあります。そこから、同じように見えて、優れたものと劣ったものに分けられるものを「月とすっぽん」というようになったと言われています。

「月とすっぽん」の例文

例文1:双子というのに2人は月とすっぽんで成績にはかなり差がある。
例文2:幼なじみというのに、2人は月とすっぽんで能力的に同じ学校に通うわけにはいかないだろう。
例文3:2人とも仲良しだが、考え方は月とすっぽんで、一緒に暮らせば価値観の違いにケンカばかりするんじゃないかと思う。
例文4:見た目はそっくりな2人だけど、性格は月とすっぽんで、まさに月と太陽といった感じだ。
例文5:新しいスマホの機種と古いスマホの機種は見た感じ同じだが、性能は月とすっぽんだ。

「月とすっぽん」をうまく用いる

「月とすっぽん」は日常でよく使われることわざです。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。

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