「爪に火をともす」の意味 「爪に火をともして」などの例文

「爪に火をともす」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「爪に火をともす」の意味や「爪に火をともして」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「爪に火をともす」の読み方

読み方:つめにひをともす
「爪に火をともす」の「爪」は「つめ」と読みます。また「ともす」は「灯す」と漢字で書くこともできます。「爪に火をともす」は「爪に火をともして」などのバリエーションがあります。

「爪に火をともす」の意味

意味:とても貧しいこと、とてもケチなこと
「爪に火をともす」は江戸時代の松江重頼の俳諧論書『毛吹草』のことわざの中に「爪に火をともす」が収録されていると言われています。『大阪いろはかるた』の「つ」の札に載せられていたことより、広く使われるようになったと言われています。「爪に火をともす」は貧乏やケチで蝋燭も買えなくて、蝋燭の代わり無料で伸びる爪に火をつけて灯りをともすことが由来だと言われています。

「爪に火をともす」の例文

例文1:あの頃は子供がみな小さくて、爪に火をともすような生活だった。
例文2:実家は貧乏の子沢山で、毎日が爪に火をともすような日々だった。
例文3:爪に火をともすような生活をするより、1時間でもたくさん仕事をして稼ぐ方が健全だろう。

「爪に火をともして」の例文

例文1:専業主婦をして爪に火をともして切り詰めるより、働きに出た方がずっと有意義だろう。
例文2:爪に火をともした暮らしぶりで、病気になったらかえって医療費がかかる。
例文3:爪に火をともして節約しても、元の収入が多くなければそれほどメリットはない。

「爪に火をともす」をうまく用いる

「爪に火をともす」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。

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