「鯖を読む」の意味 「鯖を読んで」「鯖読み」などの例文

「鯖を読む」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「鯖を読む」の意味や「鯖を読んで」「鯖読み」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「鯖を読む」の読み方

読み方:さばをよむ
「鯖を読む」の「鯖」は「さば」と読みます。「鯖を読む」は「鯖を読んで」「鯖読み」などのバリエーションがあります。

「鯖を読む」の意味

意味:自分の都合がよいように数をごまかす
「鯖を読む」の由来は不明ですが、魚の中でも鯖が特に傷みやすい特徴があり、そこから数を丁寧に数えていたらその間に傷んでしまうため、大雑把に扱っていたという説、江戸時代に魚市場や魚卸屋のことを「いさば」と呼んでいて、今のような冷凍保存技術のなかった当時は魚が傷みやすかったため、早口で数えていたところから「いさば読み」という言葉ができ、それが「さばよみ」になり、「鯖を読む」になったという説などがあると言われています。

「鯖を読む」の例文

例文1:日本の女性が年齢で鯖を読むことはよく行われていると思う。
例文2:鯖を読むことでよく見られたいと思ったが、ばれたらかえって恥ずかしい思いをする。

「鯖を読んで」の例文

例文1:いくら年齢で鯖を読んでも、履歴書を出せばすぐばれてしまう。
例文2:あまりに綺麗な人だったので、年齢を若く鯖を読んでるなんてわからなかった。

「鯖読み」の例文

例文1:検査の結果は鯖読みせず、きちんと申告してください。
例文2:周りの目を気にして制服のサイズを鯖読みして書いたら、きつくて入らず恥ずかしい思いをした。

「鯖を読む」をうまく用いる

「鯖を読む」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。

 

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