「鹿を逐う者は山を見ず」は日常であまり耳にすることのない慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「鹿を逐う者は山を見ず」の意味や「鹿を逐う猟師は山を見ず」などバリエーションでの例文を紹介していきます。
「鹿を逐う者は山を見ず」の読み方
読み方:しかをおうものはやまをみず
「鹿を逐う猟師は山を見ず」の読み方
読み方:しかをおうりょうしはやまをみず
「鹿を逐う者は山を見ず」「鹿を逐う猟師は山を見ず」の意味
意味:ひとつのことに熱中している者は他のことに気をかける余裕がなくなるというたとえ
「鹿を逐う者は山を見ず」の例文
例文1:虫取りに集中して気づいたら鹿を逐う者は山を見ずで知らないところに来ていた。
例文2:ついついおしゃべりに夢中になって、鹿を逐う者は山を見ずで他のメンバーとはぐれてしまった。
例文3:オセロで角が取れると思って、そこばかりに集中していたら、鹿を逐う者は山を見ずで他の角はすべて取られてしまった。
「鹿を逐う猟師は山を見ず」の例文
例文1:クラスで一番の彼に勝つことばかりに集中していたら、鹿を逐う猟師は山を見ずで次のテストには別の人が一番だった。
例文2:英語が苦手だったので英語ばかりに集中していたら、鹿を逐う猟師は山を見ずで他の科目は全部勉強する時間がなく赤点だった。
例文3:家具の大きさばかり気にして購入したら、鹿を逐う猟師は山を見ずで色がほかのインテリアに全く合わなかった。
「鹿を逐う者は山を見ず」をうまく用いる
「鹿を逐う者は山を見ず」は日常であまり耳にすることのない慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。