「固唾を呑む」の意味 「固唾を呑んで」「固唾を呑んだ」などの例文

「固唾を呑む」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのようなシーンで使えばいいでしょう。ここでは「固唾を呑む」の意味と「固唾を呑んで」「固唾を呑んだ」例文を紹介していきます。

「固唾を呑む」の読み方

読み方:かたずをのむ
「固唾を呑む」の「呑む」は「飲む」ではなく「呑む」と書きます。「呑む」は常用外漢字なので「固唾をのむ」と書くこともあります。「固唾を呑む」は「固唾を呑んで」「固唾を呑んだ」などのバリエーションがあります。類語は「手に汗握る」などがあります。

「固唾を呑む」の意味

意味:物事のなりゆきがどうなるかハラハラしながら見守ること
「固唾を呑む」の「固唾」は緊張した時に口にたまる固まった唾のことで、ハラハラしながら事の成り行きを見ている時に固唾を呑むことから、「固唾を呑む」という慣用句が使われるようになったと言われています。

「固唾を呑む」の例文

例文1:彼がホームランを打てば逆転勝ちなので、彼がバットを振る瞬間を、思わず固唾を呑むように見守っていた。
例文2:間違えたらショートすると聞いていたので、固唾を呑むようにして彼が電気回路を直している様子を見ていた。

「固唾を呑んで」の例文

例文1:テストの合否判定が壁に張り出されるので固唾を呑んで待っていた。
例文2:固唾を呑んで彼が平均台を渡り切るのを見守っていた。

「固唾を呑んだ」の例文

例文1:怪談を聞きながら、ストーリーの成り行きに固唾を呑んだ。
例文2:試合が接戦していたので、応援するのも忘れて固唾を呑んだ。

「固唾を呑む」をうまく用いる

「固唾を呑む」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。

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