「井の中の蛙大海を知らず」は日常でもよく使われる故事成語です。それでは、具体的にどのようなシーンで使えばいいでしょう。ここでは「井の中の蛙大海を知らず」の意味や「井蛙大海を知らず」「井底の蛙」などバリエーションでの例文を紹介していきます。
「井の中の蛙大海を知らず」の読み方
読み方:いのなかのかわずたいかいをしらず
「井蛙大海を知らず」の読み方
読み方:せいあたいかいをしらず
「井底の蛙」の読み方
読み方:せいていのあ
「井の中の蛙大海を知らず」「井蛙大海を知らず」「井底の蛙」の意味
意味:自分の狭い知識や経験にとらわれて、広い世界があることを知らない状態、またはそのような人のことを批判するたとえ
「井の中の蛙大海を知らず」の例文
例文1:学生時代、私は井の中の蛙大海を知らずで、学校のルールがすべてだと思っていた。
例文2:私は井の中の蛙大海を知らずで本と言えば学校図書館の物しか知らなかったけれど、本は世の中にもっとたくさんあったんだね。
「井底の蛙」の例文
例文1:私は学校の模試でいつも一位だったから頭がいいと思っていたが、井底の蛙で世の中にはもっと優秀な人がいた。
例文2:こんな小さな会社にいたんじゃ井底の蛙でなかなか新技術には触れられないよ。
「井蛙大海を知らず」の例文
例文1:息子は井蛙大海を知らずとはなってほしくないので、海外留学をさせたいと思っている。
例文2:世の中の状況も知らないでそんな発言をするなんてまさに井蛙大海を知らずだよ。
「井底の蛙」の例文
例文1:私はクラスで一番ゲームが強かったけれど、ネットゲームになったとたん、まさに井底の蛙で強者はいっぱいいて太刀打ちできなかった。
例文2:褒めてくれるのはうれしいけれど、娘は井底の蛙で学校の中で成績が優秀なだけです。
「井の中の蛙大海を知らず」をうまく用いる
「井の中の蛙大海を知らず」は日常でよく使われる故事成語です。使い方を理解して論文・小論文でも積極的に使っていきましょう。