「瓜の蔓に茄子はならぬ」の意味と例文

「瓜の蔓に茄子はならぬ」は日常でもあまり聞くことのなくなったことわざです。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「瓜の蔓に茄子はならぬ」の意味と例文を紹介していきます。

「瓜の蔓に茄子はならぬ」の読み方

読み方:うりのつるになすびはならぬ
「瓜の蔓に茄子はならぬ」の「瓜」は「うり」と読みます。また「蔓」は「弦」ではなく「蔓」と書きます。「茄子」は「なす」ではなく「なすび」と読むのが一般的です。「瓜の蔓に茄子はならぬ」はこの形でことわざになっているため、その他のバリエーションはありません。類語は「蛙の子は蛙」などがあります。対義語は「鳶が鷹を生む」などがあります。

「瓜の蔓に茄子はならぬ」の意味

意味:平凡な親から非凡な子は生まれないことのたとえ。また、原因のないところに結果は生じないということのたとえ。
瓜の蔓には瓜しかならないし、茄子の木にも茄子しかならないのと同じように、平凡な親からは非凡は生まれない。このことが転じて、ある原因から生まれた結果はそれに見合う程度のものでしかないという意味になったと言われています。

「瓜の蔓に茄子はならぬ」の例文

例文1:息子にはかなりお金をつぎ込んだが、瓜の蔓に茄子はならぬで結局は平凡な人生を歩んでいる。
例文2:瓜の蔓に茄子はならぬと思って自分の子は自分と同じ平凡な道を歩むと思っていたが、まさかオリンピック選手になって有名になるとは思わなかった。
例文3:瓜の蔓に茄子はならぬというからそんなに子供に期待してもプレッシャーになるだけだよ。
例文4:無理して上位の学校に入学させても瓜の蔓に茄子はならぬで子供は辛いだけだよ。
例文5:瓜の蔓に茄子はならぬというから、うちの子は勉強には向かないと思う。

「瓜の蔓に茄子はならぬ」をうまく用いる

「瓜の蔓に茄子はならぬ」は最近はあまり聞くことのなくなったことわざです。使えると語彙力の厚さを感じさせるので、論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。

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