「同じ穴の狢」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「同じ穴の狢」の意味や「一つ穴の貉」「同じ穴の狐」「同じ穴の狸」などバリエーションでの例文を紹介していきます。
「同じ穴の狢」の読み方
読み方:おなじあなのむじな
「一つ穴の貉」の読み方
読み方:ひとつあなのむじな
「同じ穴の狐」の読み方
読み方:おなじあなのきつね
「同じ穴の狸」の読み方
読み方:おなじあなのたぬき
「同じ穴の狢」「一つ穴の貉」「同じ穴の狐」「同じ穴の狸」の意味
意味:同じ(悪い)仲間というたとえ
「同じ穴の狢」の例文
例文1:悪い仲間から声をかけられたが、私も同じ穴の狢と思われているのだろうか。
例文2:悪い結果が出たからと言って消費者に隠していたら、リコールされたA社と同じ穴の狢だと思われても仕方がないだろう。
「一つ穴の貉」の例文
例文1:強盗だろうが、万引きだろうが、一つ穴の貉なのだから目的は一緒だよ。
例文2:賄賂を贈ったのはAさんだがBさんがその助言をしていたというから2人は一つ穴の貉だよ。
「同じ穴の狐」の例文
例文1:いじめをした人もそれを面白がって動画で撮っていた人も同じ穴の狐だね。
例文2:一緒になって悪事を働いたのなら、程度の差こそあれ同じ穴の狐だよ。
「同じ穴の狸」の例文
例文1:万引きをしたのはAくんなのに、一緒にいた僕も同じ穴の狸と見られて警察に突き出された。
例文2:相手が被害に遭って困っているのに、知っていて何もしなかったのは同じ穴の狸と言われても仕方がない。
「同じ穴の狢」をうまく用いる
「同じ穴の狢」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。