「鎌を掛ける」は日常でもよく使われる慣用句です。それでは、具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「鎌を掛ける」の意味や「鎌を掛けた」「鎌を掛けられる」「鎌を掛けられた」などバリエーションでの例文を紹介していきます。
「鎌を掛ける」の読み方
読み方:かまをかける
「鎌を掛ける」の意味
意味:巧みに話をふって相手から知りたいことを聞き出そうとすること
「鎌を掛ける」の例文
例文1:夫が仕事に行っている形跡がないので、鎌を掛けると先月辞めたと白状された。
例文2:最近付き合いが悪くなった友人に鎌を掛けると、やっぱり恋人ができていたらしい。
「鎌を掛けた」の例文
例文1:息子の電話口の話し方が気になって、鎌を掛けたらオレオレ詐欺だった。
例文2:彼の行動が気になったので鎌を掛けたら浮気相手がいることを白状した。
「鎌を掛けられる」の例文
例文1:彼に鎌を掛けられて秘密にしてと言われていたのについつい全部話してしまった。
例文2:彼に鎌を掛けられてクイズのヒントをずいぶん出してしまった。
「鎌を掛けられた」の例文
例文1:心配そうな顔をして近づいてきたので、てっきり事情を知っているものと話したら鎌を掛けられただけだった。
例文2:秘密にしてろっていったのに、全部しゃべってしまったなんて鎌を掛けられたのか。
「鎌を掛ける」をうまく用いる
「鎌を掛ける」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。