「ローマは一日にして成らず」の意味と例文

よく「ローマは一日にして成らず」といわれますが正確にはどんな意味なのでしょう。ここでは「ローマは一日にして成らず」の意味と例文を紹介していきます。

「ローマは一日にして成らず」の読み方

読み方:ローマはいちにちにしてならず
「ローマは一日にして成らず」の「一日」は「いちじつ」ではなく「いちにち」と読みます。「ローマは一日にして成らず」はこの形でことわざになっているため、その他のバリエーションはありません。

「ローマは一日にして成らず」の意味

意味:大事業は長年の努力なしに成し遂げることができないということ
「ローマは一日にして成らず」はヨーロッパのことわざが由来だと言われています。「全ての道はローマに通ず」という言葉があるほどローマ帝国は大きな国ですが、築き上げるのに数々の苦難を乗り越えて700年もの年月を要したと言われています。そこから、大事業を成すためには長い年月が必要になるという意味になったと言われています。

「ローマは一日にして成らず」の例文

例文1:すぐに成果が出ないからといって投げ出すのはよくないよ。ローマは一日にして成らずで、まだまだ道のりは長いと考えなくちゃ。
例文2:ローマは一日にして成らずで、ダイエットも細く長く続けていくことが大事だね。
例文3:地道な努力があったからこそ、ここまで大きくなったことを忘れてはならない。ローマは一日にして成らずというじゃないか。
例文4:ローマは一日にして成らずで、仕事も勉強も一歩ずつ前進していくことが大事だ。
例文5:成功したいなら地道に努力するしかない。まさにローマは一日にして成らずだね。

「ローマは一日にして成らず」をうまく用いる

「ローマは一日にして成らず」は日常でよく使われることわざです。長年の積み重ねがあってようやく結果が出るような事例を取り上げるときなどに「ローマは一日にして成らず」という言い回しを加えてもいいでしょう。

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