「糠に釘」は日常でもよく使われることわざです。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「糠に釘」の意味や「暖簾に腕押し」「豆腐にかすがい」などバリエーションでの例文について見ていきます。
「糠に釘」の読み方
読み方:ぬかにくぎ
「暖簾に腕押し」の読み方
読み方:のれんにうでおし
「豆腐にかすがい」の読み方
読み方:とうふにかすがい
「糠に釘」「暖簾に腕押し」「豆腐にかすがい」の意味
意味:効き目や手ごたえがないこと
「糠に釘」の例文
例文1:火事の現場でペットボトルの水をかけても糠の釘でこれぐらいじゃ火は消せないよ。
例文2:禁煙する気がない彼にたばこの害について言っても糠に釘だよ。
「暖簾に腕押し」の例文
例文1:新しい企画を提案したけれど、暖簾に腕押しでまったく取り合ってもらえなかった。
例文2:借金が積み重なったのでバイトをして返済にあてようと思ったけど、すでに借金が膨らんでしまって暖簾に腕押しで利子分にもならない。
「豆腐にかすがい」の例文
例文1:不当解雇だと抗議したけれど、豆腐にかすがいでまったく取り合ってもらえなかった。
例文2:耐震構造になっていないから、柱を1本増やしても豆腐にかすがいで地震が来たら倒れてしまうんじゃないかな。
「糠に釘」をうまく用いる
「糠に釘」は日常でよく使われることわざです。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。