「栴檀は双葉より芳し」の意味と例文

「栴檀は双葉より芳し」は日常であまり聞くことのないことわざです。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「栴檀は双葉より芳し」の意味と例文を紹介していきます。

「栴檀は双葉より芳し」の読み方

読み方：せんだんはふたばよりかんばし
「栴檀は双葉より芳し」の「栴檀」は「せんだん」と読みます。また「双葉」は「そうは」ではなく「ふたば」と読みます。「双葉」は「二葉」と書いても構いません。「芳し」は「かんばし」と読みます。「栴檀は双葉より芳し」はこの形でことわざになっているため、その他のバリエーションはありません。類語は「大器晩成」などがあります。

「栴檀は双葉より芳し」の意味

意味：大人になって立派になる人は幼い頃から優れたところがあるものだということ
「栴檀は双葉より芳し」の「栴檀」は白檀のことです。白檀は香木の一種ですが、芽が出た頃から香りを放ちます。それをなぞらえて大人になって立派になる人は幼い頃から優れたところがあるものだということを意味するようになったと言われています。

「栴檀は双葉より芳し」の例文

例文1：栴檀は双葉より芳しというように、子供のころから綺麗な発音で英語を話していた彼は世界を股にかけるような仕事についた。
例文2：栴檀は双葉より芳しとはよくいったもので、最近ノーベル賞をもらった彼は子供のころからいくつもの研究で頭角を現していたらしい。
例文3：この子はこんなに小さいのにすでに色んな外国語を話せるから、栴檀は双葉より芳しで、案外大物になるかもしれないと思っている。
例文4：こんなに幼い時から賞をもらうなんて、栴檀は双葉より芳しで将来が楽しみだね。
例文5：栴檀は双葉より芳しというように、彼のバイオリン技術は幼少期から目立っていた。

「栴檀は双葉より芳し」をうまく用いる

「栴檀は双葉より芳し」は日常であまり聞かれ亡くなったことわざです。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。