「気に障る」の意味 「気に障った」などの例文

「気に障る」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「気に障る」の意味と「気に障った」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「気に障る」の読み方

読み方:きにさわる
「気に障る」の「障る」は「さわる」と読みます。「気に障る」は「気に障った」などのバリエーションがあります。類語は「癇に障る」などがあります。

「気に障る」の意味

意味:腹が立って気に入らないこと
「気に障る」の「気」は気持ちのことを意味し、「障る」は妨げる・害になるということを意味します。ここから、「気に障る」は気持ちの妨げになるという意味になり、気に入らないというニュアンスになったと言われています。ちなみに「気障」は「きざ」と読みますが、これは服装や態度、言葉などが気取ってみえていやみであることをいうため、ここからも「気に障る」という意味が関連しています。

「気に障る」の例文

例文1:不注意で相手の気に障る言い方をすれば人間関係もすぐ悪くなるだろう。
例文2:彼の言うことやることがいちいち気に障る。
例文3:気に障ることを言ってしまったらごめんなさい。

「気に障った」の例文

例文1:軽口を叩いたのが彼女の気に障ったようで、あれから口を聞いてくれない。
例文2:何が気に障ったのかわからないけれど、息子はずっと大声で泣き続けていた。
例文3:気に障ったからっていちいち気にしていたらきりがないよ。

「気に障る」をうまく用いる

「気に障る」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。