「帯に短し襷に長し」の意味と例文

「帯に短し襷に長し」は日常でもよく使われることわざです。実際にはどのように使えばいいでしょう。ここでは「帯に短し襷に長し」の意味と例文を紹介していきます。

「帯に短し襷に長し」の読み方

読み方:おびにみじかしたすきにながし
「帯に短し襷に長し」の「帯」は「たい」ではなく「おび」と読みます。また「襷」は「たすき」と読みます。「帯に短し襷に長し」はこの形でことわざになっているため、「帯に短い襷に長い」などのバリエーションはありません。

「帯に短し襷に長し」の意味

意味:中途半端のため役に立たないことのたとえ
「帯に短し襷に長し」は和服の帯にして使うには短すぎて使えず、和服の袖をたくし上げる襷として使うには長すぎて使えなかったというところから、いざ使おうとしたら、中途半端で役に立たないという意味になったと言われています。

「帯に短し襷に長し」の例文

例文1:このノートは帯に短し襷に長しで、持ち運びには大きすぎるし、自宅勉強用にはページ数も少ない。
例文2:このかばんは旅行用には小さすぎるし普段使いには大きすぎるし帯に短し襷に長しだね。
例文3:このパソコンは子供が使うには高性能すぎるし、大人が使うには型遅れだし、帯に短し襷に長しだね。
例文4:この罫線は帯に短し襷に長しで文字を書くには大きすぎるし、図を書くには色が濃すぎて邪魔になる。
例文5:この服はデート用には地味だし、普段着には高すぎるし、帯に短し襷に長しです。

「帯に短し襷に長し」をうまく用いる

「帯に短し襷に長し」は日常でよく使われることわざです。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。