「海の物とも山の物ともつかない」の意味 「海の物とも山の物ともつかぬ」などの例文

「海の物とも山の物ともつかない」は日常でもたまに使う慣用句です。それでは具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「海の物とも山の物ともつかない」の意味や「海の物とも山の物ともつかぬ」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「海の物とも山の物ともつかない」の読み方

読み方:うみのものともやまのものともつかない
「海の物とも山の物ともつかない」の「物」は「もの」と表記してもかまいません。「海の物とも山の物ともつかない」は「海の物とも山の物ともつかぬ」というバリエーションがあります。

「海の物とも山の物ともつかない」の意味

意味:一体どうなるか、将来どうなるか全く見当がつかない得体のしれないといった意味合いの言い回し
「海の物とも山の物ともつかない」はいままでの経験上、海で取れたものでも陸で取れたものでもない、つまりよくわからない正体不明の物を指し、そこから転じて、正体や本質が分からず予測もできずどう扱うかも決められないという意味で使われるようになったといわれています。物の場合は物の形や傾向などがはっきりしないで見通せないというたとえに、人の場合は、その人がどんな人かわからない、出世するかどうか予測できないというたとえに使います。

「海の物とも山の物ともつかない」の例文

例文1:海の物とも山の物ともつかない人をバイトで雇うのは反対だ。
例文2:海の物とも山の物ともつかない人と結婚するなんて正気でないよ。
例文3:まだ小さいから子供の将来がどうなるかなんて海の物とも山の物ともつかないよ。

「海の物とも山の物ともつかぬ」の例文

例文1:そんな海の物とも山の物ともつかぬ話だから、あまり真に受けない方がいいよ。
例文2:海の物とも山の物ともつかぬ儲け話なんて信じるに値しないよ。
例文3:海の物とも山の物ともつかぬメーカーの電化製品は火災になる危険を考えると買えない。

「海の物とも山の物ともつかない」をうまく用いる

「海の物とも山の物ともつかない」は日常ではたまに耳にする慣用句です。出題された時に困らないように論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。

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